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一生もの???

ABU アンバサダー 2500C

リールは機械物であるため、基本的には新しいものの方が性能的に優れていると思います。

しかし、それに道具としての質感やルックス、フィーリングなどが加わると、必ずしもそうは言いきれないと思います、この辺はなかなか難しいですよね・・・

ベイトリールなんかは特に遠心ブレーキやマグブレーキ・レベルワインダーが稼動するタイプとしないタイプ・軽量浅ミゾスプールやベアリングうんぬん・・・と常に進化し続けていますが。

そんな私の中で、栄えある「一生もの」(?)を勝ち取ったのがコレ。ABU アンバサダー2500Cシリーズ(^^♪

まだ一台しか所有してませんが、オークション物色するたび何台か欲しくなる代物です。




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自分のは2500C IAR クローム

まあ道具としての質感とフィーリングがアナログ人間の自分とあったと言えばそれまでなんですが・・・

クロームはピッカピかっていうところでもお気に入り(^_-)-☆




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2500Cは'75年頃から製造が始まり最近では、ピュアフィッシングから復刻版が出され少し前から新品が手に入ります。

ただ、少しずつモデルチェンジがなされ、機能的に若干の違いもあるようです。

自分の中で線を引いているのはIAR(インスタントアンチリバース)と呼ばれる機能が付く前と後、前者には2500C High-Speed(ワインレッド)、SPECIAL(ブラック)、Rocketと言う派生モデルが含まれます。

後者はIARと刻印されたモデルから後に出た、いわゆるハンドルに「遊び」の無いものが後者になります。青、緑、金、赤、CIなどのモデルが後者には含まれます。

代理店も色々あった訳でエビス・オリムピック・マミアオーピー・ピュアフィッシングが代表的なものでしょうか?

両者の決定的な違いはIARによるハンドルの「遊び」の有無が顕著なのですが、もう一つ大きな違いがあります。

それはドラグ。IAR以後のモデルはドラグ内部の部品やパーツ構成の関係上、ドラグのテンションが低いようです。強いラインを使って根掛かりなどすると、滑ってかなりツライ思いをします。

まあ実釣にはよほどの物が掛からなければどうかなってのもありますが・・・

しかし自分はIAR付きしか持っていませんが、インプレ等を見てみるとやはり構造的に滑りやすいようです。

でも古いのも欲しいな~ってのが正直なところ・・・

今回ピュアから復刻されるモデルは1970年代後期の復刻でIARも無いようですが、ここは賛否両論わかれる所でしょうね~

アンバサダーシリーズは構造もシンプルでメンテナンスもしやすく、何を選んでも基本性能にハズレは無いと思いますが、2500Cには2500Cのいい部分が色々あります。

それは「糸噛み」が無いこと。

よく、4000番台や5000番台を使っているとスプールがラインを噛む・・・という現象がおきますが、まず2500Cでは起きないのです。

ここは釣りしていての安心感という部分でしょうか。

それにスプール軸がフレームに対して中央よりでは無いってところ・・・

4000番とか5000番と比較するとわかるのですが、中央よりスプールが後方にズレて付いているってところがすごくセクシー?に見えてしまうのです。(^^ゞ

あとはコンパクトでパーミングのしやすいサイズとそれにより軽量なボディも重要なポイントですね。

キャストのフィーリングも最高なのですが1500Cなども含む部分なので機会があれば~(^^)v

まあ自己満足の世界になってしまいましたが、また機会があればキャスティング時のフィーリングなんかも・・・でも気を使わないという部分では一生付き合えるいいリールです。
by river-smith-kuro | 2007-12-20 03:49 | 雑記


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